NTTデータと三菱重工は7月31日、三菱重工子会社のMHI情報システムズ(MHIIS)を母体とする新会社「NTTデータMHIシステムズ」を10月1日に発足させると正式発表した。新会社の株式の51%をNTTデータが保有する。
2社は、MHIISの機能・組織強化を目的に、3月30日に新会社を設立する方針を発表していた。新会社の発足までは、三菱重工が設立した準備会社にMHIISの全事業を移管し、準備会社の株式の51%をNTTデータが取得する。新会社の代表取締役社長には、NTTデータの前代表取締役副社長執行役員の椎名雅典氏が就任する。
新会社の主な事業内容は、三菱重工グループ向けのITインフラの運用・保守、業務系アプリケーション開発などで、従業員数は約930人。2社は、NTTデータグループの技術力や組織力を活用し、三菱重工グループのITサービスの高度化、グローバル対応力強化をより早く効率的に展開するとしている。