MS、「Azure AD」と「Microsoftアカウント」の新ログイン画面をプレビュー

Mary Jo Foley 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ) (ZDNET.com)

2017-08-03 12:18

 Microsoftは米国時間8月2日、「Azure Active Directory」(Azure AD)と「Microsoft アカウント」(MSA)のいずれか、または両方のサービスを利用するユーザーを対象に、統一された新しいログイン画面と体験をパブリックプレビュー版として提供開始した。


提供:MJF

 Microsoftは、Azure ADとMSAのサインインページのデザインを見直し、統一感のあるルック&フィールにしようとしている。筆者は2日、「Outlook.com」にアクセスする際に新しいログインページを目にしたので、そのスクリーンショット(上の画像)を掲載しておく。

 新デザインでは、最初の画面でユーザー名、2番目の画面でパスワードを求められる。Microsoftは2日のブログで、2画面サインインは、このアプローチを利用する際の「成功率を著しく高め」、スマートフォンを使ったサインインや証明書ベースの認証といった新しい形式の認証を導入するのがもっと容易になる、と述べている。

 Azure ADの利用者の場合、新体験の利用にオプトインするかどうかを尋ねるバナーが表示される。これは企業に対し、新しい認証方式を採用した場合に自社をうまくブランディングできるか確認し、関連する文書やトレーニング資料をアップデートして新デザインに対応する時間を企業に与えるのが目的だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]