都内のサイバー犯罪、2017年上半期動向は減少--警視庁統計

ZDNet Japan Staff 2017年09月16日 06時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 警視庁は9月15日、2017年上半期の都内のサイバー犯罪動向を発表した。サイバー犯罪に関する相談件数やインターネットバンキングの不正送金被害が減少している。

 同庁が受理したサイバー犯罪関連の相談は、前年同期比22.5%減の7380件だった。「詐欺・悪質商法」や「迷惑メール・スパムメール」「名誉毀損・誹謗中傷」で相談件数が減少した一方、「不正アクセス」は12%増の775件に上った。

 検挙件数は同17.1%減の523件、検挙人員も同4.1%減の426人だった。全体の約91.6%をインターネットバンキングの不正送金といったネットワーク利用型犯罪が占めていた。インターネットバンキングの不正送金の発生件数は同82.6%減の126件、被害額は同71.5%減の約2億100万円で、金融機関の監視強化などの対策による効果とみている。

サイバー犯罪に関する相談件数の内訳(出典:警視庁)''
サイバー犯罪に関する相談件数の内訳(出典:警視庁)
サイバー犯罪検挙数の推移(出典:警視庁)''
サイバー犯罪検挙数の推移(出典:警視庁)

 期間中には、不正に入手したビットコインの現金化を狙った事件や、高校生が遠隔操作型マルウェアに感染させたPCを踏み台に複数の企業へ不正アクセスを行った事件、無職の中国籍の人間がインターネットバンキングサイトで約150万円を不正に引き出す事件などがあった。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算