ノークリサーチは10月18日、中堅・中小企業を対象としたセキュリティ・運用管理・バックアップに関する利用実態と将来展望を明らかにした。スマートデバイスのバックアップ対策を何も講じていない企業が4割を超えていることが分かった。
バックアップ対策の実施状況:年商500億円未満の国内企業。2017年7、8月に実施。有効回答件数は1300社(出典:ノークリサーチ)
スマートデバイスのバックアップ方法については、パッケージソフトよりもクラウドサービスの方が高かった。「スマートデバイスはモバイル回線を利用することが多く、オンラインストレージの普及によってバックアップ対象となるデータが既にクラウド上に保存されているケースも増えている」(ノークリサーチ)
スマートデバイスのバックアップ対策(出典:ノークリサーチ)
今後のバックアップ対策を考える上では、PCやサーバだけでなくスマートデバイスまで管理対象が広がりつつあることに合わせて、実施手段の多様化に注意を払うことが重要になるとした。