Microsoftは米国時間10月26日、2018年会計年度第1四半期(9月30日締め)の決算を発表した。コマーシャルクラウドの年間売り上げのランレート目標である200億ドルに達している。また全体の業績も予想を上回る内容となった。

Microsoftは2015年4月、コマーシャルクラウド事業の目標として年間ランレートを200億ドルと設定していた。コマーシャルクラウド事業には、「Azure」「Office 365」ビジネスサービス(Exchange Online、SharePoint Online、Skype for Business Online、Microsoft Teams)「Dynamics 365」「Enterprise Mobility + Security Suite(EMS)」などが含まれる。
Microsoftはまた、四半期ごとのコマーシャルクラウドの売上高を公開し始めた。
全体としては、第1四半期の純利益は66億ドル、1株あたり利益は84セントとなった。売上高は245億ドルで、前年同期から12%増加した。
アナリストは、売上高を235億6000万ドル、1株あたり利益を72セントと予想していた。

以下に重要な数字を挙げる。
- プロダクティビティとビジネスプロセスの売上高は28%増の82億ドルとなった。法人向け「Office 365」と「Dynamics 365」がけん引した。
- LinkedInの売上高は11億ドルだった。
- サーバ製品とクラウドサービスの売上高は前年同期比17%増となった。
- 「Azure」の売上高は90%増となった。
- 「Surface」の売上高は、最新の「Surface Laptop」が好調で、前年同期比12%増となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。