ユナイテッドアローズ、組織横断のデータ活用でBI導入--デジタル変革を促進

藤本和彦 (編集部)

2017-11-27 17:20

 アパレルメーカーのユナイテッドアローズは、実店舗とネット通販を連携したオムニチャネルでの顧客体験を向上させるため、新たにビジネスインテリジェンス(BI)ツールを導入した。データ活用を通じて組織全体のデジタル変革も促していく。

 導入したBIツールは「Domo」。マーケティングデータをはじめ、店舗の販売時点情報管理(POS)データ、在庫情報、顧客情報など、さまざまなツールで収集したデータを統合し、商品開発、販売、宣伝の部門を越えてタイムリーにカスタマーエンゲージメントを高めるための施策を検討する。

 カスタマージャーニー全体をリアルタイムに把握し、実店舗(オフライン)とネット(オンライン)上で顧客サービスをつなげるO2O(Online to Offline)施策を強化するほか、より的確かつ短時間に顧客体験を向上することを目指す。

 また、ツールで視覚化されたレポートは、データアナリストではない従業員でも直感的かつ容易に評価指標と成果の把握が可能。これにより、従業員はデータに基づいた目標達成のためのアクションを取れるようになるとしている。

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