サービスのPoint Nextは「HPE GreenLake」で従量課金を強化
技術、管理ときて、最後にAndreoli氏が紹介したのが、サービスだ。HPEはITコンサル・サービスのHPE PointNextを立ち上げており、HPE DiscoverではPointNextの最新サービスブランド、「HPE GreenLake」を発表した。
これまで「Flex Capacity」として提供してきた従量課金モデルを進化させたもので、目的を特化することで成果(アウトカム)を確実にする。シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーとしてHPE PointNextを率いるAna Pinczuk氏は、「さまざまなオプションをITの消費(コンサンプション)ニーズに合わせた次世代のエンタープライズコンサンプションサービス」と位置づけた。
まずは、ビックデータ(「HPE GreenLake Big Data」)、バックアップ(「HPE GreenLake Backup」)、データベース(「HPE GreenLake Database with EDB Postgres」)、SAP HANA(「HPE GreenLake for SAP HANA」)、エッジコンピューティング(「HPE GreenLake Edge Compute」)をそろえた。初期投資は不要、設計、実装、管理運用などもHPEが行うため、すぐに成果を得られる。「パブリッククラウドとの統合、データやアプリケーションの再構築は一切不要。顧客の環境で顧客がコントロールできる。アウトカムをさらに加速できる」とPinczuk氏は述べた。
最後にAndreoli氏は、「2年前、HPEはエンタープライズがハイブリッドになると最初に予想した。ハイブリッド環境において”適切なミックス(ライトミックス)”は、企業、アプリケーションにより異なる。ハイブリッドITをシンプルにすることで、成果を得られる」と述べている。
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HPE Point Nextを率いるAna Pinczuk氏。