セブン-イレブン、日立と全店舗の本格的な省エネ化を展開

ZDNET Japan Staff

2017-12-05 15:03

 セブン-イレブン・ジャパンは12月5日、日立製作所と全国のコンビニエンスストア店舗における省エネルギー対策に取り組むと発表した。まずはエネルギー消費の可視化や分析などに乗り出す。

 取り組みの第一弾では、省エネ法や温対法に基づくエネルギー使用量や二酸化炭素(CO2)排出量削減に関連する各種報告書類の関連業務について、セブン-イレブンが日立に委託する。具体的には、約2万のセブン-イレブン店舗や拠点のエネルギー情報を統合管理するクラウド型のデータベースシステムを構築し、電力使用量などのデータの収集や統計、自治体に提出する計画書や報告書などの各種書類の作業、コンサルテーションなどの業務を日立が手掛ける。

 セブン-イレブン・ジャパンは、店舗数増大などによってエネルギー総使用量やCO2排出量の抜本的な削減が必要だとし、各種施策を検討しているとのこと。日立との取り組みはその一環で、今後はデータをもとに人工知能(AI)の活用と、エネルギー使用の最適化方法、設備の保守計画やレイアウトといった店舗のあり方を検討していくという。


環境における日立のアプローチ(出典:日立製作所)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

  2. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. ビジネスアプリケーション

    新規アポ率が従来の20倍になった、中小企業のDX奮闘記--ツール活用と効率化がカギ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]