「Android Oreo(Go edition)」がリリース--ローエンド端末向けに軽量化

Sarah McDermott (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2017-12-06 07:09

 エントリーレベルのスマートフォンはハイエンド端末よりも低価格である代わりに、容量、速度、効率の面で劣る。Googleは「Android Oreo(Go edition)」によって、その状況を変えようとしている。

Android Oreo (Go edition)
よりローエンドの端末向けに軽量化されたAndroid Oreoがリリースされる。
提供:Google

 米国時間12月6日にリリースされる「Android Oreo 8.1」の一環として、Android Oreo(Go edition)が提供開始される。今後、メモリ容量が512Mバイト~1GバイトのAndroid Oreo搭載端末はGo editionによって最適化されることになる。Googleによると、これによって使用可能なストレージ容量が倍増し、スマートフォンとして適切に機能することができるという。今回のリリースには、以下のものが含まれている。

  • ローエンドスマートフォンの性能、ストレージ、セキュリティの向上を目的に設計されたOS
  • より「軽量」な新しい一連のGoogleアプリ
  • エントリーレベル端末で最も適切に動作するように設計されたアプリに重点を置く「Google Play」ストア

 2017年のGoogle I/Oで「Android Go」として発表されたこのプロジェクトは、新興諸国の「Android」ユーザー、初めてスマートフォンを使う子供たち、予備用に低価格のスマートフォンを必要とするすべてのユーザーに可能性をもたらすだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    標準化されたOS「Linux」で実現するIT環境の効率化、検討すべき9つの事項とは

  2. セキュリティ

    脅威は“数分で侵入”の時代へ--AI活用で進化する攻撃者にどう備えるべきかを徹底分析

  3. OS

    Windows 11移行の不安を“マンガ”でわかりやすく解消!情シスと現場の疑問に応える実践ガイド

  4. クラウドコンピューティング

    CentOS Linuxアップデート終了の衝撃、最も有力な移行先として注目されるRHELの今

  5. セキュリティ

    サイバー攻撃における特定から復旧までをワンストップで対応--セキュリティ対策で抱える課題とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]