Red Hatは米国時間3月26日、2018会計年度第4四半期決算(2月28日締め)を発表した。サブスクリプションの売上高が引き続き伸びたことで、予想を上回る内容となった。
同社は、1250万ドルの純損失(1株あたり7セント)を計上した。同四半期が純損失になった理由として同社は、他社と同様、米国で最近実施された税制改革を挙げている。
一方、第4四半期の非GAAPベースの1株あたり利益は91セント、売上高は前年同期比23%増の7億7200万ドルだった。
アナリストらは1株あたり利益を81セント、売上高を7億6160万ドルと予想していた。
サブスクリプション売上高は前年同期比22%増の6億8300万ドルとなり、堅調な四半期を支えた。サブスクリプション売上高の大部分は、インフラ関連の製品によるものであり、残りはアプリケーション開発関連テクノロジなどとなっている。アプリケーション開発の売上高は前年同期比で39%増だった。
最高経営責任者(CEO)Jim Whitehurst氏は「Red Hatは信頼できるアドバイザー、および戦略的テクノロジのパートナーとして顧客とともにその位置付けを拡大し続けており、デジタル変革とクラウドコンピューティングに注力するイニシアティブを可能にしている」と述べた。
同社は今四半期について、売上高が8億〜8億1000万ドル、1株あたり利益が68セントになると見通しとしている。一方、アナリストは売上高が7億9500万ドル、1株あたり利益が72セントになると見込んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。