NEC、ロサンゼルス郡保安局に犯罪捜査向け生体認証システム--複数の生体情報で個人識別

NO BUDGET 2018年04月03日 10時37分

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 NECの米国現地法人のNECコーポレーション・オブ・アメリカは3月29日、ロサンゼルス郡保安局に対し、指紋・掌紋・顔・虹彩という複数の生体情報を活用して個人を識別する、犯罪捜査向けマルチモーダル生体認証システムをサービス型で提供したと発表した。

 同システムは、米国最大の保安局であるロサンゼルス郡保安局、ロサンゼルス市警察およびロサンゼルス郡の45の市警察において、事件現場で採取した指紋・掌紋の照合や被疑者の本人確認などに活用されている。また、カリフォルニア州司法省や米連邦捜査局を含む州や連邦の多数のデータベースに接続する、世界最大級の犯罪捜査向け生体認証システムの一つである。

 今回のシステムにおいて、事件現場で採取した遺留指紋を逮捕歴のある犯罪者指紋と照合した結果、稼働後最初の1週間で、2件の迷宮入り殺人事件を含む計107件の未解決事件の被疑者逮捕や事件解決に寄与し得る指紋の一致が見られたという。

 NECは生体認証技術の開発を40年以上にわたり進めており、生体認証商品群「Bio-IDiom」を活用したシステムは世界70カ国、700システム以上に導入されている。NECでは今回の実績を生かし、今後もBio-IDiomを活用した各種ソリューションを提供することで、安全・安心な社会作り、街作りの実現に貢献するとともに、米国をはじめグローバルでのセーフティ事業の拡大を目指すとしている。

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