ランサムウェア「GandCrab」、Flashの脆弱性で拡散開始か

ZDNet Japan Staff 2018年04月10日 10時57分

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 新種ランサムウェアの「GandCrab」が、2月に発覚したFlash Playerの脆弱性を悪用する新たな感染活動を開始したもようだと、複数のセキュリティ研究者が4月10日までに報告した。

 GandCrabは、1月にその存在が発見され、発見者のセキュリティ企業Malwarebytesによれば、エクスプロイトキットの「RIG EK」や「GrandSoft EK」で配布される。感染活動では、Internet Explorer(IE)やFlash Playerの脆弱性を突き、JavaScriptやFlash、VBscriptをベースにした攻撃を仕掛けるとされる。

 セキュリティ研究者らによると、今回の攻撃では2月にAdobeが修正したFlash Playerの脆弱性「CVE-2018-4878」を悪用してRIG EK経由で拡散していると見られる。エクスプロイトを研究しているという「Zerophage」氏のブログによれば、パッチを完全に適用した64ビットのWindows 7およびIE 11、Flash Player 28.0.0.126の環境において、複数のJavaScript経由で最終的にGandCrabがダウンロードされることが確認されたとしている。

 GandCrabは、感染先のコンピュータのファイルを暗号化して、「.GDCB」という拡張子のファイルにすることで“人質”に取り、暗号通貨で身代金の支払いを要求する。また、Adobeが修正したFlash Playerの脆弱性は、韓国の組織などに対する標的型攻撃でも悪用された。

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