Boxは米国時間4月11日、「Box Admin Experience」をアップデートし、企業の管理者にもたらされる可視性を向上させた。
このアップデートには、新たなダッシュボード「Admin Insights Dashboard」が含まれている。これを利用することで管理者は、Boxの各種サービスがどこからアクセスされており、どのようなコラボレーションが行われているか、Box内でどのような他システムとの統合がなされているのかを把握できるようになる。また、アップロードやダウンロード、プレビュー、ログイン、編集といった重要なユーザーアクティビティに関する洞察も得られる。さらに、アップデートされたAdmin Experienceには、バーチャルオンボーディングツアーも用意されている。
Boxによると、管理者は従業員がBoxを利用してどのような作業やコラボレーションを行っているのかを理解することで、個々の従業員に見合ったトレーニングを用意でき、生産性の向上を実現できるようになるという。
Boxの新しいAdmin Experience
またBoxは同日、「Box Governance」の顧客向けリテンションポリシーを拡張したと発表した。メタデータに軸足を置いたこの新しいリテンションポリシーにより、ユーザーは作業しているファイルレベルの非構造化データを容易に保持できるようになるため、従来型のエンタープライズコンテンツ管理(ECM)システムへの依存を減らせるようになる。
新たなAdmin Experienceは、同日より一般提供が開始されている。また、Box Governanceの顧客向けの新たなリテンションポリシーも同日より利用可能になっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。