編集部からのお知らせ
「半導体動向」記事まとめ
「リスキリング」に関する記事まとめ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室

第2回:とにかく、ミスするのが怖いんです……(表現編) - (page 2)

後藤真理恵 (SNSエキスパート協会 代表理事)

2018-05-18 07:00

SNS投稿のミスを防ぐダブルチェック(表現編)

 企業のファンやフォロワーを喜ばせるため、楽しませるために皆さんが時間と労力を掛けて作り上げたSNS投稿は、一つひとつが大切なファンへのメッセージです。そんなSNS投稿に(たとえ小さくても)何かミス(間違い)があったとしたら……?

 ファンやフォロワーから「残念」認定されないためにも、嫌われないためにも、SNS投稿のダブルチェックには力を入れましょう!「細かくやり過ぎかな?」と心配になるくらいがちょうどよいと思います。

 以下は、チェックリスト(表現編)です。参考にしてみてください。

◆チェックリスト(表現編)◆

□誤字・脱字・衍字のチェック
□外国語のスペルチェック
□機種(環境)依存文字のチェック
□固有名詞のチェック
□URLのチェック

□誤字・脱字・衍字のチェック

 つい見落としがちな誤字・脱字・衍字は、比較的起こしやすいミスの典型です。「衍字」は「えんじ」と読み、「間違って入った不要な文字」を意味します。これらのチェックには「正しいはず、という思い込みを取り除き」「1文字ずつ丁寧にチェックする」のが基本です。

 いつも使い慣れている日本語だからといって油断は禁物。実は、「自分の書いた文章の誤りは、自分では見つけにくい」ものなのです。

□外国語のスペルチェック

 英語をはじめ外国語の単語や文章が投稿案に含まれている場合は、自分の記憶に頼ることなく、必ず辞書や辞書ツールなどでスペルチェックを行いましょう。校正ツールやWordなどのエディタにもスペルチェック機能を備えているものが多く存在します。

□機種(環境)依存文字のチェック

 PC(Windows、Mac)やスマートフォン(iOS、Android)――。皆さんの会社のファンやフォロワーがSNSを利用している環境はさまざまです。もしSNS投稿に「機種(環境)依存文字」が含まれていると、その環境によっては文字が正しく表示されないことがあります。

 機種(環境)依存文字を全て記憶しておくのは不可能だと思われますので、「機種依存文字チェッカー」や各種校正ツールなどを使ってチェックするようにしましょう。

□固有名詞のチェック

 固有名詞を間違えることは、最悪の場合トラブルや炎上を引き起こす危険もある「重大ミス」と考えましょう。SNS投稿に固有名詞(例:社名、商品名、サービス名、地名、人名など)が含まれている場合には、「自分の記憶に頼ることなく」「信頼できるウェブサイトで」正しい表記を確認しましょう。

 さらに、固有名詞は手打ち(自分で入力)するのではなく「正しい表記をコピー&ペーストする」ことを徹底するのがオススメです

□URLのチェック

 SNS投稿の中にURLを含む場合には、必ず「URLの文字列まで見る」「クリックしてみる」を徹底しましょう。起きやすいミスとしては、例えば、以下のようなものがあります。

  • URLが間違っている(例:誤ったページに飛ぶ、「Not Found」表示になる、など)
  • SNS投稿したタイミングでアクセスできない(例:ページが未公開、サーバエラー、など)
  • 本番用ではないURLである(例:テスト用、社内用など)

ダブルチェックのススメ

 繰り返しになりますが、「自分の書いた文章の誤りは、自分では見つけにくい」ものです。ダブルチェックの精度を上げるためにオススメの方法を3つ挙げておきますので参考にしてください。

・第三者(社内の上司や、チームメンバー)にダブルチェックしてもらう

 できれば「業務」として依頼できる相手に、皆さんが作った投稿案をダブルチェックしてもらいましょう。可能であれば「自分が過去にやってしまったミス」「自分がよくやりがちなミス」などもリストにまとめて渡しておけば、さらにチェックの精度を高められるでしょう。

・校正ツールを使う

 オンラインでも使える校正ツールがいろいろ存在します。無料のものから有料のものまでありますから、色々試してみて「これは使える、信頼できる」と思えるものがあれば、ぜひ導入を検討されることをオススメします。

 ただし、「100%のダブルチェックが可能な校正ツール」は存在しません。校正ツールはあくまでも補助的なものとして考えましょう。

・一晩や半日ほど、時間を空ける

 ダブルチェックを頼める第三者がいない、校正ツールもない……という場合は、自分で自分の作った投稿案をダブルチェックするしかありません。そんなときには、せめて「半日」や「一晩」ほど時間を空けてみましょう。不思議なもので、時間を空けることによって、自分が書いた文章でも「新鮮な目でチェック」しやすくなりますよ。

 次回は「内容編」について説明します。

今月の回答:

「企業の顔」ともいえるSNSアカウントが投稿ミスを起こすと、イメージダウンだけでなく、トラブルや炎上の原因にも。

「投稿案を紙に印刷して、1字ずつ蛍光ペンでなぞりながらチェックする」という心構えでダブルチェックを入念におこないましょう!オススメは「第三者・校正ツール・時間を空ける」です。

後藤真理恵(ごとう・まりえ)
東京大学 文学部卒。中学高校教諭第一免許状(国語)取得。日本オラクルにて、技術者向け研修の開発~実施、講師育成、技術者向け資格試験の問題開発などを担当。その後はマーケティング、パートナービジネス部門などを歴任。2013年にコムニコに入社し、数多くの企業のSNSマーケティングを支援するチームをマネージャーとして率いる。2016年11月、SNSエキスパート協会代表理事に就任し、SNSマーケティングの正しい知識を持つ人材育成にも努めている。

・ZDNetでの連載バックナンバー:ざっくりわかるSNSマーケティング入門

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]