MSの海中データセンター、スコットランド沖で実験の第2段階を開始

SEAN KEANE (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2018-06-07 11:48

 Microsoftは現地時間6月6日、スコットランドのオークニー諸島沖の海中にデータセンターを沈めた。自立型データセンターを目指す「Project Natick」の第2段階となる。

 この実験的プロジェクトは、もっと環境に優しく安価にデータを処理できるかどうかを確認するのが目的だ。

 第1段階では、2015年8月にカリフォルニア州の沖合にプロトタイプを沈めた。このプロトタイプは3カ月後に引き上げられ、分析のため、ワシントン州にあるMicrosoftの本社に戻された。

 第2段階では、長さ12.2メートル、幅2.8メートルのもっと大きなモデルの配備が可能かどうかをテストする。このモデルには、864台のデータセンターサーバと27.6ペタバイト分のディスクストレージが封入されている。ハイエンドの消費者向けPC数千台に匹敵するパワーがあり、約500万本の映画を保存できるほどのストレージだ。

 ユニットは、現地の再生可能エネルギーだけで稼働し、予想される寿命サイクルは約5年(Microsoftは20年にまで延ばしたいと考えている)。

スコットランドのオークニー諸島沖の海中にデータセンター
Microsoftは現地時間6月6日、スコットランドのオークニー諸島沖の海中にデータセンターを沈めた
提供:Microsoft/Screenshot by CNET

 「電力は、太陽光発電、風力発電、沖合での潮力発電と波力発電を組み合わせてまかなっている」と同プロジェクト担当のマネージャBen Cutler氏は語る。

 「Natick」というプロジェクト名は、マサチューセッツ州東部の町に由来する。

再生可能エネルギーだけで稼働
ユニットは、現地の再生可能エネルギーだけで稼働する
提供:Microsoft/Screenshot by CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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