Linuxに次いで2番目に人材の需要が高い分野はクラウド(64%)で、セキュリティ(49%)、ウェブ(49%)、ネットワーキング(46%)が続く。
また、採用担当マネージャーの34%がオープンソースのライセンス関連とコンプライアンスに詳しい人材を求めており、前年の29%から増加した。
Diceによると、最も特殊な希少価値のあるスキルを持つオープンソース技術者は、ほぼ言い値の給与を得られる。とは言うものの、企業はオープンソース人材を確保するための予算に制約があり、他の方法で埋めあわせようとしている。例えば、より長い休暇、柔軟な勤務時間、在宅勤務などのインセンティブを提供する企業が70%を上回った。
しかし、オープンソース技術者の心を動かすのは給与や福利厚生ではない。オープンソースのキャリアを追求する際に、「給与や特典が意思決定に影響を与える」という回答者はわずか13%だった。代わりに重視する項目として、「最新技術を使って仕事ができる」(65%)、「オープンソースがもたらす自由」(64%)、「オープンソースに対する個人的な思い入れ」(62%)などが挙げられた。
オープンソース人材に対する需要が衰える気配はまるでない。これはDevOpsや、コンテナやコンテナオーケストレーションといったクラウドベース技術の利用によって、後押しされているためだとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。