SUSEは、最新版製品となる「SUSE Linux Enterprise 15」「SUSE Manager 3.2」「SUSE Linux Enterprise High Performance Computing 15」の提供を開始すると発表した。
SUSE Linux Enterprise 15は、多様な入力情報を処理するマルチモーダルITを簡素化する。これにより、オンプレミスおよびパブリッククラウド環境全体でビジネスクリティカルなワークロードを容易に導入し移行することができるようになるという。また、開発者向け無償サブスクリプションやコミュニティLinux(openSUSE Leap)のセットアップから、フルサポートのエンタープライズLinux本番環境への移行を加速させることが可能となる。
SUSE Manager 3.2ではコスト削減、DevOps の効率向上、IoTやクラウドおよびコンテナインフラストラクチャ全体にわたる大規模で複雑な導入に対する管理の簡素化を可能にする。単一のツールで、エッジデバイスからKubernetes環境までの全てを一元管理・維持できるようにし、DevOpsの効率を改善やコンプライアンス要件を順守を可能にする。
SUSE Linux Enterprise High Performance Computing 15は、ワークロードとクラスタ管理を含む並列コンピューティング環境向けに特別設計された包括的なサポートツールで、HPCインフラストラクチャなどでのAIや機械学習などによる高度な分析に活用されるとしている。