
2. ネットワークに接続された自動車
最近のテクノロジ業界で、自動運転車が注目を集めていることは確かだ。しかし、消費者はそれほど関心を持っているわけではないかもしれない。2017年の調査では、回答者の55%が完全自律型の自動車には乗るつもりはないと答えている。多くの人にとって、問題は信頼だ。自動運転車は本当に安全なのか?道路上にほかのドライバーがいたら、状況は変わるのではないか?
こういった問題に対する解決策は、自動車をネットワークに接続し、車同士だけでなく、スマートインフラとも通信を行わせることだ。コネクテッドカーは、お互いにリスクに関する情報を伝え合い、環境によってスピードを制御し、お互いの事故防止技術を活用し合うことで、大きなセーフティネットを生み出すことができる。
ドライバー不要の相互に接続された道路が実現するには何十年もかかるかもしれないが、完成すれば、安全で高速な移動が可能になるだろう。
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