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インテルがAIスタートアップのVertex.aiを買収--Movidiusチームを強化へ

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2018-08-20 11:02

 IntelがAIスタートアップのVertex.aiを買収した。Vertex.aiは移植性のある深層学習エンジン「PlaidML」を開発しており、Intelは買収を通して製品ロードマップを強化し、AIチップ戦争に向けた戦いを有利に進める狙いだ。

 Vertex.aiは3年前に創業したスタートアップで、2017年10月に主要製品のPlaidMLをリリースしたところだ。PlaidMLは、AIモデルをWindows、Linux、macOSなど複数のデバイスに実装できる開発者向けツールである。

 Vertex.aiは7人のチームで構成され、IntelのAI製品グループのMovidiusチームに加わる。Movidiusは、エッジデバイスにおけるディープラーニングの推論をサポートするVPUを開発するチームだ。

 Vertex.aiのホームページには、Intelで「様々なハードウェアをサポート」し、Intel「nGraph」のバックエンドとPlaidMLの統合を進めるなどの取り組みを進めると記している。また、PlaidMLの開発も継続し、今後はApache License, Version 2.0を適用するという。

 「IntelはVertex.aiの買収により経験のあるチームと知的所有権(IP)を獲得し、柔軟性のある深層学習をエッジで行うための技術開発を進めることができる。さらなる詳細は非公開だ」とIntelは声明で述べている。

 IntelはAIに大きな潜在性を感じており、企業買収と組織再編を通じてAI技術を強化している。これまでAltera、Nervana Systems、Movidiusなどの企業を買収しており、社内では高度な研究開発を行うAIラボを擁するAI専門組織を立ち上げている。AI専門組織を率いるのは、Nervanaで最高経営責任者(CEO)を務めていたNaveen Rao氏だ。

 AIチップ側では、「3つの差別化戦略」を進めている。IntelのAI製品グループのバイスプレジデントGadi Singer氏は先に米ZDNetに対し、1)多くの人材と最新技術を獲得する買収、2)さまざまな企業のニーズを満たす製品ポートフォリオの構築、3)システムインテグレーションの3つで構成される戦略を説明した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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