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松岡功の一言もの申す

AIが仕事を奪う?--それよりも産業や社会の変化を注視せよ

松岡功

2018-08-30 10:30

 人工知能(AI)の発達でなくなりそうな仕事の話が引き続き注目を集めている。だが、もっと注視すべきはそうした仕事の話もひっくるめて、AIで変化する産業や社会のありようではないか。

就活生にも影響を及ぼす「AIでなくなりそうな仕事」

 就職情報大手のリクルートキャリアが先頃発表した2019年に就職予定の大学生向け調査によると、AIの発達でなくなる可能性のある職業を意識して就職先の業界や職種を検討したことがあるか聞いてみたところ、46.9%の学生が「ある」と答えたという。就活生のおよそ半数がAIの発達でなくなる職業を意識して企業選びを行っていることが明らかになった格好だ。

 その理由の1つとして、「将来安定した職に就くためには、AIではできない仕事を選んだほうがよいと感じたため」との回答が挙がっていた。「将来安定した職って何?」と突っ込みたくなるところだが、おそらく多くの学生がこう考えていると推察される。

 この調査は、同社の新卒就職情報サイト「リクナビ」で8月1〜8日に実施。同サイトに登録している大学生モニター1343人から回答を得たものである。

 それによると、AIの発達でなくなる可能性があると考えた業種を複数回答で聞いたところ、「銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫」が59.4%とダントツで高かった。次いで「生命保険・損害保険」が31.2%、「証券」が29.0%と、上位3つが金融業となった。

 これはどうやら、最近になって金融業においてAIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を積極的に活用するとのニュースが、学生たちに強く印象に残っていることが影響しているようだ。

図:大学生が「AIの発達でなくなる可能性がある」と考えた業種・職種(出典:リクルートキャリアの「就職プロセス調査」)
図:大学生が「AIの発達でなくなる可能性がある」と考えた業種・職種(出典:リクルートキャリアの「就職プロセス調査」)

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