ウイングアーク1st、アスプローバ、トーテックアメニティ(TOTEC)の3社は9月5日、生産スケジューラと生産実行システム(MES)を連携させ、工場の可視化を短期に実現するソリューションを提供開始すると発表した。
これは、アスプローバの生産スケジューラ「Asprova」とウイングアークのMESアプリケーション「MESOD」を連携させたもの。生産ラインにおけるさまざまなデータをMESODで収集蓄積し、設備ごとの稼働状況や生産進行、予実情報といった生産現場の可視化を実現する。これにAsprovaを連携させ、さらなる工場の可視化と、予実分析を可能にする。
ソリューションの概要
両製品の連携により、生産計画とそれに基づいた生産実績を把握し、PDCAを回せるようになる。また日々発生する現場トラブルや生産進行の遅れを把握し、スケジューラ反映することで、変化に強い生産計画の立案が可能となる。さらに、予実分析から工程作業時間を改善し、それを生産計画に反映させることで、より精緻な計画立案を可能にするとしている。
導入支援については、TOTECがユーザーのニーズに沿ったメニューで実施する。