シスコ、予想を上回る第1四半期決算を発表

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2018-11-15 12:08

 Cisco Systemsは米国時間11月14日、市場の予想を上回る2019会計年度第1四半期決算(10月27日締め)を発表した。

 1株あたりの利益は非GAAPベースで75セント、売上高は前年同期比8%増の131億ドルだった。

 アナリストらは、1株あたりの利益を72セント、売上高を128億7000万ドルと予測していた。

Cisco Systems決算

 最高経営責任者(CEO)のChuck Robbins氏は、声明で次のように述べている。「2019会計年度の出だしは堅調だった。これほど大きなチャンスを手にしたことは今までになかったと思う。顧客は、マルチクラウドの世界における営業と事業の変革を手助けしてくれる信頼できるパートナーとして、Ciscoに期待を寄せている」

 カリフォルニア州サンノゼを拠点とするCiscoは、あらゆる地域や製品カテゴリー、顧客セグメントで広範な成長を遂げたと述べている。サービス部門の売上高は3%増、製品部門の売上高は9%増だった。製品部門の売り上げを詳しく見ると、アプリケーションが18%増、セキュリティが11%増、インフラプラットフォームが9%増だった。

 地域別の売上高は、アメリカ地域で5%増、EMEA(欧州/中東/アフリカ)地域で11%増、APJC(アジア太平洋/日本/中国)地域で12%増だった。

 Ciscoは第2四半期について、1株あたり利益が71〜73セント、売上高が前年同期比5〜7%増との見通しを示した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 経営

    風向きが変わった「Microsoft 365」のデータ保護戦略、最適なバックアップ対策の進め方

  2. セキュリティ

    2023年のサイバー脅威予測!注目すべき新たな攻撃トレンド「CaaS」という恐るべきビジネスモデル

  3. 経営

    5分でわかる、レポート作成の心得!成果至上主義のせっかちな上司も納得のレポートとは

  4. 運用管理

    AWS、GCP、Azureを中心としたクラウドネイティブ環境における5つのセキュリティ強化策

  5. 経営

    「脱PPAP」で三井ホームが導入、先進機能が統合されたメールセキュリティ対策とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]