Cisco Systemsは米国時間11月14日、市場の予想を上回る2019会計年度第1四半期決算(10月27日締め)を発表した。
1株あたりの利益は非GAAPベースで75セント、売上高は前年同期比8%増の131億ドルだった。
アナリストらは、1株あたりの利益を72セント、売上高を128億7000万ドルと予測していた。
最高経営責任者(CEO)のChuck Robbins氏は、声明で次のように述べている。「2019会計年度の出だしは堅調だった。これほど大きなチャンスを手にしたことは今までになかったと思う。顧客は、マルチクラウドの世界における営業と事業の変革を手助けしてくれる信頼できるパートナーとして、Ciscoに期待を寄せている」
カリフォルニア州サンノゼを拠点とするCiscoは、あらゆる地域や製品カテゴリー、顧客セグメントで広範な成長を遂げたと述べている。サービス部門の売上高は3%増、製品部門の売上高は9%増だった。製品部門の売り上げを詳しく見ると、アプリケーションが18%増、セキュリティが11%増、インフラプラットフォームが9%増だった。
地域別の売上高は、アメリカ地域で5%増、EMEA(欧州/中東/アフリカ)地域で11%増、APJC(アジア太平洋/日本/中国)地域で12%増だった。
Ciscoは第2四半期について、1株あたり利益が71〜73セント、売上高が前年同期比5〜7%増との見通しを示した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。