東京海上日動火災保険のコンタクトセンターでは、3月4日から販売代理店向けに画面共有機能を取り入れたサポートサービスを提供している。サービス基盤にはインターコムの「RemoteOperator」を利用。従来の電話対応に加えて、PC画面の資料をマウスポインタで指し示しながら保険商品の説明をできるようにしている。
RemoteOperatorは、損保ジャパン日本興亜や三井住友海上火災保険でも導入されているクラウド型の画面共有基盤。通信の暗号化やログの一元管理、共有画面の一時停止などの機能がある。また、管理者PCからオペレーターの操作内容を監視し、不正行為を抑止する機能も備える。機密情報を多く取り扱い金融機関などで導入が進んでいる。
東京海上日動では、販売代理店側の事前準備が不要な点、ライセンス体系が柔軟な点、導入しやすい点を評価した。電通国際情報サービス(ISID)が導入を支援した。
画面共有サポートサービスのイメージ(出典:インターコム)