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4月の人気プログラミング言語、「C++」が「Python」を抜いて3位に浮上

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2019-04-09 10:08

 2019年4月のTIOBE Indexで、プログラミング言語としては35年の古株である「C++」が3位に浮上し、同言語に対する関心の高まりを表している。

TIOBE
提供:TIOBE

 C++は1985年に「C」の拡張版として開発された。標準化された最新版の「C++17」は、「Microsoft Visual Studio」「GNU Compiler Collection(GCC)」「Clang」を含む多様なコンパイラによってサポートされている。

 国際化標準機構(ISO)でC++の仕様策定を手掛けるワーキンググループ21(WG21)は2019年、「C++20」の最終版を完成させるべく、取り組んでいる。

 WG21の2月の会合で議長を務めたMicrosoftのHerb Sutter氏によると、C++20は「C++11リリース以来のメジャーリリースになる」。2011年に公開されたC++11は、標準化された最初のバージョンだ。C++20で提供される最も重要な2つの機能は、「モジュール」と「コルーチン」である。

 C++は、TIOBEの4月のランキングでシェア8.838%を獲得し、前年同月より1.62ポイント上昇した。

 このランキングはGoogle、Bing、Yahoo、Wikipedia、YouTube、Baiduなどの検索結果に基づいている。開発者の間で人気が高い言語を明らかにすることを意図したものであり、最も優れているプログラミング言語や、書かれたコードの行数が最も多い言語を特定するものではない。

 C++は4月、人気上昇中の「Python」を抜いて3位につけた。この数年、Pythonを使用している開発者は急速に増加している。

 TIOBEのアナリストによると、Pythonは前月の3位から4位に転落したものの、その人気が衰えているわけではない。4月のPythonのシェアは8.166%、前年同月比で2.36ポイント増と、年間ではC++を上回る伸び率を見せている。

 「Pythonはほぼ毎月、過去最高を記録している。その一方で、C++の人気も上昇しているだけのことだ」(TIOBE)

 C++は、シェアが15%を超えていた2000年代初頭の全盛期に比べると、まだ遠く及ばない。

 TIOBEによれば、C++のシェアが近年低いのは、「C++0x(後のC++11)の規格策定が複雑で手間どっている間に、C++の勢いが後退した」ためだという。

 TIOBEは、「2011年にリリースされた新しい標準規格のC++11によって、同言語はよりシンプルかつ安全になり、表現力が高まった」と説明している。

 「C++11の導入まで、さらに数年かかったのは、開発者コミュニティーがコンパイラのサポートを待たねばならなかったためだ。現在はC++11のほか、C++14とC++17が、GCC、Clang、Visual Studioなど、最も重要なC++コンパイラによってサポートされているため、C++の人気が復活している」(TIOBE)

 TIOBEの4月トップ10は、「Java」、C、C++、Python、「Visual Basic .NET」「C#」 「JavaScript」「SQL」「PHP」「Assembly Language」となっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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