マイクロソフト、カーボンフットプリント削減目標に向けた動きを加速

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2019-04-17 10:44

 Microsoftは米国時間4月15日、サステナビリティの目標達成に向けたペースを加速する企業計画を発表した。これには、同社のデータセンターを100%再生可能エネルギーでまかなう施策により力を入れるというものも含まれている。同社は、2019年末までに60%という目標に到達するとしており、2023年までに70%以上にすることを目標にしているという。

Microsoft
提供:Stephen Brashear / Getty Images

 目標に向けた同社の取り組みの中核は、社内の二酸化炭素排出価格(インターナルカーボンプライシング)を、これまで事業部門が支払っていた1トンあたり8〜10ドル(約900~1100円)の2倍近い15ドル(約1700円)に増やすというものだ。Microsoftは2012年に、事業部門が二酸化炭素排出量の削減に向けた財政的責任を負うよう社内の排出価格を制定した。

 カーボンフットプリントの削減目標に向けたその他の施策として、ワシントン州ピュージェット湾の「ゼロカーボン」を目指すキャンパスなど、持続可能なキャンパスやデータセンターの構築や、変動する環境下での人類の適合と繁栄に向けた支援を目的とする「AI for Earth」(地球のための人工知能)プログラムにおける研究の加速が挙げられている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    生成 AI の可能性を最大限に引き出すためにできること—AI インフラストラクチャの戦略ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]