Microsoftは、米国時間7月3日にリリースされた最新の「Windows 10 20H1」テストビルドに、通知設定の調整機能を複数追加している。また、視線でWindowsを操作できる「Eye Control」機能も改善される。このテストビルド「Build 18932」は「Fast Ring」のテスター向けに公開されている、
Microsoftが公開したブログ記事によると、Build 18932では、トースト通知が表示された際に、特定のアプリで通知をオフにしたり、アプリの通知設定に移動したりできる新しいインラインオプションが追加されている。
また、「通知とアクション」の設定で、すべての通知をミュートする機能も追加されている。アクションセンターの上部には、通知を管理するためのリンクも新たに置かれる。
さらに「April 2018 Update」以降のアップデートを適用しているユーザー向けに、「Your Phone」アプリの通知機能の改善点をロールアウトする。ユーザーは、「Android 7.0」以降を搭載する一部の「Android」スマートフォン(サムスンの「Galaxy」シリーズ、「OnePlus」シリーズなど)を保有し、低エネルギー周辺機器ロールに対応したBluetooth通信が可能な「Windows 10」搭載PCとペアリングする必要がある。
また「Windows Insider Program」のテスターは、「Your Phone」アプリ関連の新しい通知に関するプレビュー機能も試用できる。タッチ操作対応PCでYour Phoneを使用している時に、1回のタップや長押しで、アプリを開いたり、アイテムを選択したり、リンクをクリックしたりできる機能などだ。Phone画面と通知との連携機能は「May 2019 Update」以降で提供され、キーボードやマウスを使ってスマートフォンの通知を操作できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。