日星電気、経営基幹システムに「SAP S/4HANA」採用--将来のDX実現も見据え

NO BUDGET

2019-07-31 12:23

 日星電気は、次期経営基幹システムに「SAP S/4HANA」を採用した。アビームコンサルティングとSAPジャパンが7月25日に発表した。6月に導入プロジェクトがスタートしており、アビームが業種別のベストプラクティスや各国の業務要件を取り入れたSaaS型サービス「ABeam Cloud グローバル製販テンプレート」を活用し、システム構築を進めている。

 日星電気は1969年に設立された光ファイバー関連製品、高機能特殊電気・電子部品の開発メーカー。長年現行の基幹システムを運用してきたが、ビジネス環境の変化や IoT/AI(人工知能)などの最先端技術に柔軟に対応できる次期経営基幹システムを目指し今回の採用を決定した。

 新しい経営基幹システムでは、経営情報の可視化、製品・製品群別の損益把握をはじめ、国内外グループ拠点間をまたぐ需給調整、業務負荷や段取りを考慮した短期生産計画などによる生産管理業務全体の見直しなどに活用していく。また、定型業務の自動化による業務効率化や高付加価値業務へのシフト促進、将来のデジタル変革(DX)実現にも役立てていく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]