Google、Apple、Facebook、Amazonの4社を指す「GAFA」の2019年4~6月の決算がそろい、いずれも増収したことが分かった。Appleが定額動画サービスを秋にも開始する予定の中で、Amazonがこれを迎え撃つ格好だ。
また、AmazonがとGoogleはクラウド事業において、Amazon Web Services(AWS)とGoogle Cloud Platform(GCP)のサービスで本格的な対決フェーズに移ると見られている。
Facebookは6月、仮想通貨プロジェクト「Libra」の立ち上げを発表した。ブロックチェーン技術を使って、複数の法定不換通貨を対象とした通貨バスケットに裏付けられた安定した仮想通貨を新たに作る。数十億人の人々が手頃に使えるデジタル決済手段の提供を目指すという。
GAFAを中心とした「プラットフォーマー」による市場支配はここ数年で急速に進み、影響力はさらに加速している。一方で、寡占に危機感を表明する声も大きくなってきており、「GAFA後の世界」についての議論も出てきた。GAFAの世界的な市場への影響について、記事を集めた。