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調査

M2M市場は7.5%増。通信キャリアとMVNOが堅調--矢野経済研究所

NO BUDGET

2019-12-12 12:09

 矢野経済研究所は12月9日、国内外のM2M(Machine to Machine)市場を調査し、市場規模、セグメント別の動向、参入企業動向、注目技術動向、将来展望を明らかにした。

 2018年度の国内M2M市場は2010億円で、前年度比7.5%増だった。LTE(Long Term Evolution)対応の通信モジュールを中心として、主要3通信キャリアとMVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスがともに堅調。前年度が2桁成長だったことで反動減があったものの、依然としてマーケットは拡大基調にある。

国内M2M市場規模推移・予測
国内M2M市場規模推移・予測

 2019年度はLTE対応の通信モジュール導入が一巡したことや、MVNO関連需要もやや鈍化傾向にあり、全体としても伸びが低下した。前年度比6.0%増(120億円増)の2130億円程度に落ち着くと見ている。

 2020年代の中頃になると、既存の4G/LTEや有線ネットワーク、無線LANなどを代替する形で、産業用途での「5G(第5世代移動体通信システム)」×IoT/M2Mマーケットが登場してくるという。5G活用に関しては、通信キャリアを中心にITベンダーやSIerなどが連携して実証試験を実施しており、課題抽出や検証が進み、PoC(概念実証)に入っている案件も少なくない。

 産業向け5G活用としては、当面は交通インフラ(自動車関連)とエネルギー関連が最大のターゲットになる。交通インフラでは、5Gは自動運転の実現には不可欠なテクノロジーであるが、自動運転では他の要素技術の進展も必要で、一般車両/公道での実現は2030年前後になるという。

 M2M市場は、2020年度以降も引き続きMVNO関連分野での新規需要開拓が見込まれる。マーケット構造として、従来タイプのM2MがIoTに置き換わる流れが継続することで、M2MとIoTとの境界は一層透明化するという。実際、大手ITベンダーや通信キャリアなどでは、ここ2~3年でM2Mを冠した組織が急速に消失しているという。

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