サイオス傘下のキーポート・ソリューションズ(キーポート)は12月12日、従業員のモチベーション管理システム「Willysm(ウィリズム)」に新機能「ラインケア機能」を追加したと発表。同機能では、可視化された従業員の気持ちを判定して、上司が声をかける対象を自動抽出する。
Willysmでは、個人と組織の気持ちを可視化・数値化することでモチベーションを把握し、コミュニケーションの活性化や生産性向上に向けた活動の機会を提供する。ポジティブな思考が身に付くとされる毎日3つの幸運・幸福な出来事を記録する「スリーグッドシングス機能」や、同僚に感謝の気持ちを伝える「サンクスカード機能」などがある。
ラインケア機能では、従業員が自分の気持ちを3つの色(青:良い、黄:普通、赤:良くない)で記録。その記録から声をかける対象を自動抽出し、上司にメールで知らせる。これにより、日々の業務に追われて部下の不調を見逃しがちな上司も、タイムリーに声をかけられるようになる。また従業員が自分の気持ちを振り返ることや、組織の管理者が組織全体の気持ちを把握することが可能となるという。
同機能は、12月12日から適用された新プランのベーシックプラン以上で利用可能となる。
新プランの概要(出典:サイオス)
利用プロセス(出典:サイオス)