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エッジコンピューティングについて今知っておきたいこと

Forrester Research 翻訳校正: 編集部 石橋啓一郎

2020-01-06 06:30

 従来型のテクノロジーでは、最新のビジネスが抱えるニーズの増大に対処しきれなくなってきている。これこそ、数多くのITベンダーや通信事業者、そして最近では著しい数の大企業や政府機関までもが、2020年にこぞってエッジコンピューティングへの投資を拡大しようとしている理由だ。

 Verizon CommunicationsとAmazon Web Services(AWS)は米国時間12月3日に、新たなアプリケーションや、IoTを活用した機能、まったく新たなバリューイノベーションの構築を支援する目的で、5Gベースのエッジクラウドコンピューティングに関する新たな提携を発表した。Verizonは、地理的に近い位置にあるAWSのクラウドデータセンター(エッジゲートウェイ)とのセキュアな接続を提供することで、顧客のコンピュートサービスとストレージサービスを5Gネットワークで接続できるようにする。なお、Verizonは北米における5Gネットワークを2020年に大きく拡大する予定だ。またVerizonは、ワイヤレスIoTデバイスの開発や、エッジ部分でのソリューションの立ち上げで開発者を支援する包括的なツールセット「ThingSpace」を発表している。

 以下に、エッジコンピューティングについて知っておくべきことを挙げる。

  • エッジコンピューティングによって、ニアリアルタイムでのアプリケーションのエンゲージメントが可能になる。ローカル環境でのコンピューティングは目新しいものではないが、エッジコピューティングが台頭してきた理由は、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)やローカルエッジデバイス、ゲートウェイといったテクノロジーの活用により、IoTセンサーやモバイル機器からのインサイトを必要とし、メリットを引き出せるような人のプロセスや物理プロセスが存在する場所でオンデマンドのアクションを実行できるようなデータの集積が可能になってきたためだ。顧客のエクスペリエンスや従業員のエクスペリエンス、ビジネスの成果を劇的に高めたい場合、エッジコンピューティングは大きな力を発揮する。
  • エッジコンピューティングのアーキテクチャーは、3つの大きな要素で構成されている。エッジコンピューティングは、ソリューションに応じたさまざまなユースケースやバリューシナリオによって変化するため、万人に当てはまる1つのパターンを定義することは難しい。しかしForrester Researchの調査によって、ほとんどのシナリオに適用できる3つの核となる全般的なビルディングブロックが洗い出されている。それらは、エッジの管理レイヤーとエッジネットワーク、エッジのインテリジェントファブリックソフトウェアだ。
  • 大企業や政府機関におけるユースケースとケーススタディー。顧客の力をどのように引き出しているか、そしてそのためのテクノロジーによって彼らの市場価値をどのように高めているかということに関するユースケースとケーススタディーが重要となる。

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