macOS版を含むその他の更新
バージョン16.32(ビルド19120802)に更新したmacOS版だが、リリースノートによれば、WordとExcelとPowerPointはタイトルバーからファイル名の変更が可能になった。個別の新機能を確認すると、Wordはマクロを含むドキュメントの共同編集をサポート。ExcelはWindowsデスクトップ版で採用済みだった配列数式の入力を隣接するセルをサポート。PowerPointはインク入力内容を図形やテキストに変換する機能をサポートしている。
バージョン2.32(19120304)に更新したiOS版は、Excelを起動せずにメール経由でコメントやメンションに返信する機能が加わり、Outlookには指定した時間帯にメール着信通知を抑止する機能が加わった。バージョン16.0.12325.20174に更新したAndroid版も同様の変更を備えている。
ナビゲーションウィンドウのベルアイコンをタップすると、抑制時間を設定できる
Office Onlineの新機能を確認すると、ウェブ版のExcelとPowerPointにコメント&メンション返信機能が加わり、ウェブ版PowerPointに3Dモデルのサポートやオブジェクトの整列、回転機能を追加。ウェブ版Visioは統一モデリング言語(Unified Modeling Language)をサポートし、ウェブ版Projectは特定タスクへのリンクを送信する機能をサポートし、共同作業環境を改善している。