JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月7日、マルウェア「Emotet」に感染した国内の組織が少なくとも約3200組織に上ることを明らかにした。
これは、同日時点でJPCERT/CCに寄せられた情報をもとに感染が確認されたもの。このうち約2000件は、メールなどによるEmotet拡散攻撃への注意喚起が広く発せされた1月以降に確認されたものだという。
JPCERT/CCは、3日にGitHubでEmotetの感染の有無をチェックするツール「EmoCheck」を無償公開しており、同ツールの活用や、感染に悪用されるOfficeアプリケーションでのマクロ機能の無効化といった対策を講じるようアドバイスしている。