VMwareは米国時間2月27日、2020会計年度第4四半期決算(1月31日締め)を発表した。同四半期の利益は予想を下回ったが、通期売上高は初めて100億ドルを突破した。

第4四半期と通期の売上高
同四半期の非GAAPベースの純利益は8億6800万ドル、希薄化後1株あたり利益は2.05ドルだった。また売上高は前年同期比11%増の30億7000万ドルだった。
アナリストらは売上高を29億5000万ドル、1株あたり利益を2.17ドルと予想していた。
通期で見た場合、非GAAPベースの純利益は26億6000万ドル、希薄化後1株あたり利益は6.24ドルだった。売上高は前年比12%増の108億1000万ドルだった。
「当社の業績は、幅広いポートフォリオおよび継続して顧客に響く戦略の効果を示すものだ」と、最高経営責任者(CEO)のPat Gelsinger氏はコメントした。
第4四半期の内訳は、ライセンス関連の売上高が10億3400万ドル、サービス関連の売上高は14億8300万ドル。サブスクリプションおよびSaaS関連の売上高は、前年同期比52%増の5億5600万ドルとなり、売上高全体の18%を占めた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。