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Teradataは米国時間5月7日、同社の取締役会が新たなプレジデント兼最高経営責任者(CEO)にSteve McMillan氏を任命したと発表した。McMillan氏は直近では、F5 Networksのグローバルサービス担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めている。同氏は6月8日よりTeradataの指揮を執り、取締役会にも加わる。
Teradataは、買い取りからサブスクリプションへと事業の移行を進めており、McMillan氏の任命はそうした変動の中で行われた。
現在Teradataの暫定CEOを務めるVictor Lund氏は、McMillan氏の就任に伴い、取締役を退任する。Lund氏は2019年11月、前CEOのOliver Ratzesberger氏が就任からわずか1年未満で退任した際に、同職を引き継いだ。当時、CEO交代は驚きを持って伝えられた。Teradataが事業の移行プロセスを開始後、Ratzesberger氏がCEOになるべく育成されていたからだ。
McMillan氏はF5 Networksで、グローバルサポート、コンサルティング、サービスチームなど、同社の世界事業の半分以上を統括していた。それ以前は、OracleやIBMなどの大手一流企業で上級管理職に就いていた実績を持つ。
McMillan氏は声明で、「Teradataが成長戦略の次なる章を迎えるにあたり、同社を率いる機会を得られて光栄に思う」「顧客主導のアプローチをとり、協業的でオープンなリーダーシップを発揮してTeradataの戦略を前進させ、ハイブリッドのクラウドベースのソリューションを必要とする世界中の顧客から同社がパートナーとして選ばれるようにしたい」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。