セゾン自動車火災、ブラウザ画面共有ツール採用--顧客のセキュリティを考慮

藤代格 (編集部)

2020-06-01 06:45

 セゾン自動車火災保険(豊島区、従業員数679人)が、SaaS型ブラウザ共有ツール「Withdesk Browse」を採用。顧客と画面を共有し、ウェブサイト上での手続きなどの支援体制を構築したという。5月29日、開発するグラフテクノロジー(品川区)が発表した。

 オペレーターからのセッションコードをウェブページに入力すると、PC、スマートフォン、タブレットなど顧客が利用するデバイスにかかわらずウェブ画面を共有できる。

 パスワード、クレジットカード番号などの個人情報に関する箇所のみをオペレーターに見えないようマスキングできる点など、顧客のセキュリティを考慮して画面共有、サポートできる点を評価したという。

 Withdesk Browseは、オペレーターが顧客の閲覧するウェブページをリアルタイムに確認、遠隔操作しながら支援できる。対象範囲は専用タグが設置されているページのみに限られ、デスクトップや別タブのページは共有されないとしている。

 利用するオペレーター数で変動する「スタンダード」、同時接続数で変動する「エンタープライズ」の2つのプランがあるという。具体的な利用料金は非公開。

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