みずほ銀行、みずほ証券などが所属するみずほフィナンシャルグループ(千代田区、連結従業員数5万9132人)は、学習管理システム(LMS)を5月29日から稼働させた。グループ従業員5万8000人のキャリアデザインを支援するという。6月9日、サービスを提供するコーナーストーンオンデマンドジャパン(コーナーストーン、千代田区)が発表した。
従業員に魅力的かつ充実した「学び」と「挑戦機会」を提供するため必要と判断。学習状況や保有資格、スキル、社内公募への参加などの挑戦履歴を可視化し、グループ共通のキャリアデザイン支援基盤を構築するという。
LMSは従業員のスキルの開発、育成につながる学習の提供と管理ができるという。人工知能(AI)を活用して一人ひとりのニーズ、志向に沿った学習コンテンツの推奨できるほか、従業員自身のコンテンツ選択もできる。コミュニティやつながりを作るコラボレーションラーニングで従業員同士の学び合いを促進できるという。
ダッシュボードからは従業員ごとの成果の確認、データの分析などもできる。現在のポジション、パフォーマンスの確認や、学習データに基づいた今後のキャリアパスの視覚化もできるとしている。

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導入は日立製作所、日立システムズが支援。自社での導入実績を元にシステムを構築したとしている。