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調査

クラウドセキュリティで世界と日本の間にギャップあり--オラクル調査

ZDNet Japan Staff

2020-07-30 15:01

 日本オラクルは7月30日、クラウドセキュリティに関する意識調査の結果を発表した。日本はクラウドへのデータ移行とクラウドセキュリティへの理解が世界より遅れていることが分かったとしている。

 調査は、KPMGと合同で7カ国のサイバーセキュリティおよびIT担当者750人にクラウド利用におけるセキュリティの現状について尋ねた。回答企業の90%近くがSaaS、80%近くがIaaSを利用している。今後2年間で半分以上のデータをクラウドに移行する予定とした企業は平均49%だったが、日本は22%にとどまった。自社データセンターよりパブリッククラウドが安全だと考える企業も平均75%だが、日本は56%だった。また、ITセキュリティ担当役員が責任共有モデルについて完全に理解しているのは平均でも8%しかなく、日本は0%だった。

 同社は、クラウドではデータのセキュリティ対策が重視されていると指摘する。回答者の79%は、他社でデータ侵害が発生し自社でもデータ保護に対する関心が高まったとし、日本は85%に上った。

 しかし、セキュリティ対策は場当たり的だという。78%は51種類以上のセキュリティ製品を利用しており、そのうち約半数が101種類以上も利用していることが分かった。日本で51種類以上のセキュリティ製品を使う企業は82%、101種類以上を使っているのは32%だった。

 クラウドセキュリティの最大の課題は設定ミスで平均41%、日本では51%にもなる。設定ミスが原因でデータが損失したケースは平均51%、日本では42%だった。回答者が今後導入するものでは、平均88%、日本では92%がパッチ適用の自動化を挙げた。また、平均87%(日本95%)が設定ミスなどへの対策強化として人工知能/機械学習が必須だと答えた。

 この他に、ネットワークベースの脅威検知を利用するのは平均44%で日本は59%と、日本が世界に比べて境界防御に偏重したセキュリティ対策にしていることも分かったという。世界と日本のギャップが大きいものは、「過剰な権限の付与(日本45%、世界37%)」「セキュリティグループの設定誤り(日本40%、世界33%)」「機密情報が暗号化されていない(日本32%、世界25%)」だった。

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