
日立ソリューションズ スマートライフソリューション事業部 ワークスタイルイノベーション本部 ワークスタイルイノベーション企画部 部長 兼 スマートライフソリューション事業部 グローバルアライアンス推進部 部長 小倉文寿氏
スマートライフソリューション事業部 ワークスタイルイノベーション本部 ワークスタイルイノベーション企画部 部長 兼 スマートライフソリューション事業部 グローバルアライアンス推進部 部長 小倉文寿氏は、「複数のソリューションを比較検討したが、人の動きはワクワク感がある。(Walkabout Workplaceで)人の気配と心地よい騒がしさを感じるテレワークを実現する」とサービスのメリットを説明する。
その上で「人事部の観点では社員エンゲージメントの向上につながり、総務部や経営層ならオフィスフロア削減によるコストカット、従業員は一体感や安心感を覚えることで心のゆとりを得られる」(小倉氏)とアピールした。ライセンス料は月額1ユーザーあたり2000~3000円を予定している。
遠隔プレゼンテーションツールのPersonify Presenterは、PCにインストールすることで、オンライン会議やプレゼンテーションに話者が加わり、話者の身振りを追加することでプレゼンテーション効果を高められるという。
「7-38-55ルール」などで知られるメラビアンの法則は、非言語的要素を重視しており、相手に感情を伝えるには視覚情報(55%)や聴覚情報(38%)が占めると論じている。だが、「オンラインは視覚情報を伝えるのが難しい。そこを解決するのがPersonify Presenter。社内デモを行うと皆驚き、最初数分のプレゼン内容を忘れてしまう」(小椋氏)
Personify Presenterは「Zoom」や「Microsoft Teams」と同じくカメラに映し出された話者を認識し、背景を削除する機能を備えている。また、一緒に映し出した資料を見やすくするため、話者の濃淡調整も可能。
単体販売とサブスクリプションモデルの2種類を用意。単体販売は約10万円+保守料、サブスクリプションは1ユーザーあたり年額約3万円を予定している。
「営業やマーケティング、エバンジェリストなど外で話す業務を行う方向け。(Personify Presenterは)PCにインストールするため、共用PCにインストールした場合は誰が使ってもよい」(小倉氏)
同社は小規模な市場であることを認識しながらも、コロナ禍における成長を期待し、新・ワークスタイル変革ソリューション全体で約100億円の売り上げを2023年までに150億円への拡大を目指す。