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大崎コンピュータエンヂニアリング、Veeam導入で全社統合バックアップシステム構築

NO BUDGET

2020-08-07 14:56

 行政情報システムや企業・団体向け情報システムを手掛ける大崎コンピュータエンヂニアリングは、バックアップシステムの再構築プロジェクトにおいて、ネットワールドが提供するVeeam Softwareのバックアップツール「Veeam Backup & Replication(Veeam)」を採用し、本格稼働を開始した。ネットワールドが発表した。

 大崎コンピュータエンヂニアリングは、これまで全社仮想化基盤向けのバックアップに「VMware vSphere Data Protectio(VDP)」を使用してきたが、同ツールの提供が終了することから、バックアップシステム再構築プロジェクトに着手した。後継製品の選定に当たっては、仮想化基盤との親和性が高いバックアップツールであること、同社が長年にわたり使用している圧縮・重複排除バックアップストレージ「PowerProtect DD」との連携が可能であることが要件となった。

 同社はVeeamについてVDPと比較して、同じ作業をよりスピーディーに行うことが可能で、例えばバックアップデータから特定のファイルをリストアする場合も、Veeamはエクスプローラーのような画面で簡単に操作できることを評価している。また、ファイル単位のリストアだけでなく、バックアップデータから直接仮想マシンを起動する「インスタントVMリカバリ」機能についても同社での有効性が確認されている。同社のソリューション提供部隊では、既にVeeamを取り扱った実績があり、エンジニアからの評判が高く、OracleやMicrosoft SQL Server、Active Directoryなどとの連携が可能であるなど、機能面の充実度が高いことも採用ポイントになったとしている。

システム構成図(出典:ネットワールド)
システム構成図(出典:ネットワールド)

 大崎コンピュータエンヂニアリングの仮想化基盤では、約50台のサーバーと約80台分の仮想デスクトップが稼働しているため、新しいバックアップ体制ではバックアップ/プロキシサーバーを別々の環境に分離した。さらに、プロキシサーバーを2台用意して負荷分散を図ることで、安定的な処理が可能にしている。

 仮想化基盤の規模は年々拡大しており、以前は運用側のバックアップ対応が追い付かない状態だったが、Veeamを導入したことで、ほぼ全ての仮想マシンを保護できるようになった。PowerProtect DDの圧縮・重複排除機能により、保存データは実データの約1/6程度に容量が削減されており、日次で永久増分バックアップを行っても容量に余裕がある状態だという。

 さらに新しいVeeamは、仮想化基盤以外のバックアップにも活用されており、従来苦労することの多かったNASのバックアップも、Veeamの最新版v10の「NASバックアップ」機能で対応している。また、基幹業務システムやワークフローシステムが収容されている物理サーバーのバックアップも、今回を機にVeeamへ移行した。これにより、仮想/物理/ファイルサーバーを問わず、全てのバックアップを統合し、仮想化基盤と同じインターフェースでバックアップできるようになっている。

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