明治、従業員貸与スマホに「COCOA」--企業として新型コロナ対策

藤代格 (編集部)

2020-08-24 07:15

 乳製品など製造、販売する明治(単体従業員数1万648人)は8月21日、約4000人の従業員へ貸与するスマートフォンへの「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」導入を発表した。8月20日からダウンロード、運用を開始したという。

 COCOA(COVID-19 Contact Confirming Application)は、、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を防止すべく、厚生労働省がパーソルプロセス&テクノロジー(パーソルPT、江東区)と開発、提供するスマホ向けアプリ。

 Google PlayApp Storeからダウンロードできる。Bluetoothを活用し、お互いが分からないようプライバシーを確保しつつ、陽性者との接触可能性を確認できるという。

 可能性がある場合の通知に加え、接触が判明した際には検査受診といった保健所のサポートを早く受けられるとしている。

 8月20日17時時点でのダウンロード数は1405万件で、最新バージョンは「1.1.2」。335件の陽性登録件数があり、ダウンロード者が増えるほど感染拡大防止につながる。

8月20日時点での対応機種一覧(出典:厚生労働省) 8月20日時点での対応機種一覧(出典:厚生労働省)
※クリックすると拡大画像が見られます

 明治は、7月18日から6件、従業員計6人の新型コロナウイルス感染を発表。食と健康に関わる事業に携わる者として可能な限りの対策を講じ、感染拡大防止に最大限努力しつつ、商品供給の継続に努めるとしている。

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