Lakeside Software Japanは9月1日、モニタリングツール「SysTrack」において、システム運用とIT課題に合わせた課題別日本語ダッシュボードの提供を開始した。
SysTrackはエンドポイントからユーザー操作とシステム性能のデータを直接収集し、その関連性を分析するツール。IT部門はSysTrackによってエンドユーザーを起点にユーザーエクスペリエンス(UX)の監視、分析、最適化を行うことで、IT活用の重要な4つの分野である「UX管理」「IT資産の最適化」「AIOps(人工知能を使うシステム運用管理)」「デスクトップトランスフォーメーションの改善」を可能にするとする。
このダッシュボードでは「VDIモニタリング」と「働き方見える化」のスターターキットを用意。最大1000ユーザーで30日間、無償で利用できる。
VDIモニタリングでは、VDI管理に必要なユーザー使用感の変化、利用量の変化、その他性能の変化を見極めるための必要な情報を提供。働き方見える化では、いつ誰がどのアプリケーションを利用し、どのウェブサイトにアクセスしたかを可視化し、グループ全体とグループメンバーのIT利用状況を確認するワークフローを提供する。
スターターキットは、「SysTrac Cloud Edition」の利用を想定しており、オンプレミス環境での利用は別途相談となっている。
同ダッシュボードでは、「ターミナルサーバー モニタリング」の機能も9月中旬に提供する予定だ。