ルミネは同社のショッピングセンター「ルミネ」「ニュウマン」の全15館に人工知能(AI)温度検知ソリューション「SenseThunder」を導入した。
SenseThunderは、ソフトバンクの子会社である日本コンピュータビジョン(JCV)が開発と提供を行っている製品で、今回はソフトバンクが販売と導入支援を行っている。同製品はAIを活用した顔認識技術と赤外線カメラを使い、マスクを着用したままでも対象者の温度を所要時間0.5秒で測定し、発熱の疑いがある人を検知するという。

SenseThunder-Mini設置の様子(ニュウマン新宿1階エントランス)(出典:JCV)
今回は、SenseThunderのラインアップのうち、コンパクトモデルである「SenseThunder-Mini(センスサンダーミニ)」を導入した。同製品は所要時間0.5秒で、±0.4度の精度で温度検知が可能。最適化されたアルゴリズムにより、マスクや眼鏡を着用したままでもスピーディに測定する。
設置場所は顧客用入り口やスタッフの出入り口で、合計66台設置する。なお個人情報や画像データは一切取得しないという。