福島県会津若松市で活動する特定非営利活動法人の寺子屋方丈舎、會津価値創造フォーラム、CoderDojo Aizu、SAPジャパンは、小中学生向けにIT教育プログラムを実施する拠点「寺子屋Hana」を共同で開設した。SAPジャパンが発表した。同拠点は寺子屋方丈舎の建物内に設置され、9月26日から活動している。
寺子屋Hanaでは、「IchigoJam(イチゴジャム)」という手のひらに乗せられる大きさの子ども向けPCを使用したプログラミング学習や、3Dプリンターやレーザーカッターを使用したデジタル工作を行う。また、地域小学校への出張授業の実施なども計画しているという。
SAPジャパンは2015年11月から、特定非営利活動法人のエル・コミュニティが福井県鯖江市で運営する「Hanaオープンイノベーション道場(Hana道場)」の活動にも協力している。寺子屋Hanaは、Hana道場のスキルや経験を取り入れ、地域創生のために自律的な地域コミュニティー活動を目指しているという。