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アマゾンの認可で加速、ドローン活用への要請強まる

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2020-10-06 07:30

 米連邦航空局(FAA)は、8月にドローンを活用する航空運送業者として、Amazonを正式に認定した。Walmartもドローン宅配の試行を9月に開始し、最大で約3kgの荷物を約10km運べるようになった。

 米国だけでなく、日本を含めドローン活用の動きがにわかに活発化しており、さまざまな報道が飛び交っている。

 Walmart絡みでは、米国時間9月9日にベンチャー企業Flytrexと提携してドローンによる宅配サービスのテストを開始したと発表。ノースカロライナ州ファイエットビルにあるWalmartの店舗から食品や日用品をドローンで運び、顧客の自宅ドアの前など指定された場所に配送する。ドラッグストアのWalgreensは2019年10月18日に、Alphabetの関連企業と提携してドローン宅配を開始しており、チェーンストアとして初めてといわれている。

 日本でも、エアロネクストがANAホールディングスとの業務提携時に発表した物流専用ドローン「Next DELIVERY」を9月のイベントで初公開している。日本航空は迅速な配送の事業化を目指し、ドローン事業を手掛けるMatternetと医療物資輸送分野で業務提携したと発表。楽天は、長野県白馬岳におけるドローン物流の実用化を目指す「白馬村山岳ドローン物流実用化協議会」の一員として、夏に実施された実証実験に協力している。

 いよいよ、本格的な実用化に向けて世界の民間企業が動き始めたドローン事業。今後の展開を見通すために、情報の収集が欠かせない。ドローンに関する記事を集めた。

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