NEC ソリューションイノベータは10月14日、企業の働き方改革を支援する「NEC 働き方見える化サービス Plus」の最新版を発表した。新たに、勤務地ごとの出社状況を管理する「勤務地の出社率表示」機能や、業務状況を分析できるオプション機能などを提供する。
勤務地の出社率表示機能では、社員が事前に出社を申請することで、管理者が翌日以降の勤務地ごと(ビルやフロア単位)の出社予定人数や出社する社員の氏名といった状況を事前に把握できる。事前に設定した出社率のしきい値を超える場合にアラートを発出でき、出社人数の変化も可視化する。
勤務地の出社率表示」機能のイメージ
同社によれば、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策としてテレワークが拡大する中では、業務効率や生産性向上のためにオフィス勤務も柔軟にできる多様な働き方が求められており、オフィスに社員が密集する状況を未然に回避する対策が講じられるよう同機能を開発したという。
また、業務状況を分析できるオプション機能では、PCの操作ログを元に部門ごとの各種アプリケーションの利用状況を分析、可視化することで、組織全体の働き方を改善する検討が行える。効率的に業務アプリケーションを利用している部門のノウハウを社内に広げたり、新しいツールを活用できていない部門に利用を促したりできるという。
業務状況を分析できるオプション機能での可視化イメージ
この他に、最新版ではPCにインストールするエージェントのmacOS対応や、Microsoft Teamsとの連携で「いいね」などのフィードバックを取得できるようになった。
最新版は同日から、業務状況を分析できるオプション機能は11月下旬からそれぞれ提供する。