また同氏は、Intelが米国防総省の契約に入札していることも触れ、国家安全保障に影響を与える部品を製造するための安全な生産施設を建設する予定だと述べた。
Intelによると、AmazonやGoogle、Microsoftを含む多数の企業が関心を示している。Gelsinger氏は発表ビデオの中で、Microsoft氏のCEOであるSatya Nadella氏を紹介した。Nadella氏は、企業は「コンピュートアーキテクチャーの劇的な変化」による「完全な新時代」に入っていると話した。「次世代のシステムの設計に向け、私たちは協働し、共同で設計する必要がある」とし、「ここ米国で製造を拡大するシリコン設計者のための(中略)新たなオプションの提供に向けた、Intelの継続的な投資をたたえる」と述べた。
Intelは200億ドルを投じて米アリゾナ州に2つの新工場を建設し、3000人の新規雇用を生み出す計画だという。

またGelsinger氏は、チップ設計に関してIBMとパートナーシップを結んだことを明らかにした。IBMのCEOであるArvind Krishna氏も登場した。

さらにGelsinger氏は、今後の製品について、自社と社外の両方の製造能力を活用して、「リーダーシップを発揮できる製品を着実に投入していく」と述べた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。