美容室ヘア化粧品メーカーのミルボンは、Works Human Intelligence(ワークスHI)が提供するクラウド勤怠管理システム「COMPANY 就労・プロジェクト管理」を導入し、稼動を開始した。
ミルボンは、美容室向けヘア化粧品の製造・販売事業を行う東証一部上場のグローバルメーカー。同社は、従業員の勤務状況をすぐに可視化できず、時間外労働時間や有給休暇の取得状況の管理が煩雑となっていた。また、勤怠データを業務調整や適正人員数の見直しといった生産性向上策に活用できない、という課題を抱えていた。
今回の導入で、打刻管理から勤務状況の可視化までが実現し、さまざまな職種(営業、研究、生産など)に応じた異なる勤務パターンの勤怠管理を、同一システムで運用可能となった。
ポータル画面イメージ
従業員はポータル画面を利用して自身の時間外時間・休暇取得状況などがリアルタイムに確認できるようになった。また、上長は、配下メンバーの時間外勤務時間を画面上ですぐにチェックできるため、長時間労働の防止など、勤怠管理の強化が可能だ。
さらに時間外や休暇などの勤務に関する申請・承認をCOMPANY上のワークフローを利用して行うことで、紙の申請を大幅に削減した。モバイル端末を利用した勤務申請も可能となり、外出の多い営業職の従業員に対しても、利便性を担保しながら適切な勤怠管理を実現した。
今後、ミルボンでは、新たな勤務パターンが増えた際にも、COMPANYの標準機能で対応していく予定だ。テレワーク申請など勤務申請のさらなるウェブ化拡充を進め、部門ごとの有給休暇取得率など様々な指標の見える化にも取り組んでいくとしている。