同僚との雑談や相談は話したい相手に自分のアバターを重ねると、カメラ&マイクのミュートが解除され、ビデオ通話が始まる仕組みだ。4人以上の会話は仮想会議室を使用する。
富士ソフト プロダクト事業本部 副本部長 松浦直樹氏
富士ソフト プロダクト事業本部 副本部長 松浦直樹氏によると、オプションの資料共有機能を使えば、「ファイルをアップロードするだけで(「moreNOTE Hello!」による)資料共有が可能。双方向から操作でき、会議後はペンデータを含んだPDFファイルを共有できる」という。
より双方向性を重視する場合は、Microsoft TeamsやZoomなどのURLを貼り付けることで、外部のオンライン会議も利用可能。出退勤情報や会議中や取り込み中といったステータスを変更できるiPhone用アプリも用意する。
また、複数の座席に自分のアバターを個々に着席できるマルチアバター機能も用意。富士ソフト担当者の説明によれば、所属する複数のプロジェクトチームに着席させることを想定したという。
前述の通り1ユーザーあたり月額330円で利用可能だが、IDあたりの通信料は2GBの制限を設けている。富士ソフト担当者は「月額1100円で10GBの通信量を追加できる。足りなそうな場合は連絡してほしい」と説明していた。
この他にもフロアー追加は1万1000円(150人まで)、基本の3パターン以外の配色やレイアウトを施すフロアーカスタマイズは5万5000円、前述の資料共有機能は月額55円となる。FAMofficeは富士ソフトによる直接販売形式となるが、将来的には販売パートナーと契約する計画もあるという。