千鳥饅頭総本舗は人事労務SaaS「SmartHR」を導入、7月に本格運用を開始した。
同社は2030年に創業400周年を迎える企業で福岡県に本拠を置く。人事労務業務において紙の書類が多く、同じ作業を繰り返し行うため時間を要することが課題となっており、会社全体の業務改革の第一歩を担うシステムとしてSmartHRを選定した。
SmartHRについて同社では、給与明細をウェブ上で閲覧できることや、年末調整手続きの簡便さ、社員名簿を全社に共有できることを評価している。導入後は、同社の人事労務課が書類作業に追われている現状から脱却し、従業員満足度の向上に向けたきめ細かなサービスを提供できる体制作りを目指す。
SmartHRは、雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きのペーパーレス化を実現できる。組織状態の可視化・分析に活用可能な従業員サーベイ機能を、2020年9月に提供開始しており、勤怠管理や給与計算システムなど、さまざまなサービスとの連携も行える。